2015年12月22日火曜日

2015/08/11 第250日 マルクトでお買い物♪

家の近くでは、毎週火曜日と土曜日にマルクト(朝市)が開かれます。
こちらに来た当初は、スーパーマーケットも入っているショッピングセンターの中庭でマルクトが開かれる意味がよく分からん!と思っていましたが、今では野菜などはマルクトで買うようになりました。

そして、店員さんとの対面での買い物に、最初はドキドキしていましたが、慣れればいいものです。

特にマルクトで買うべき!と思うのは、卵。
黄身がオレンジでこんもりしていて、新鮮さの違いが一目瞭然です。
というわけで、私は毎週のように火曜日にマルクトに行き、同じお店で卵を買っています。
卵にも大きさや殻の色などで、いくつか種類があるのですが、大体いつも同じのを買ってます。
買い方は、欲しい卵を指差して「ゼクス(sechs:6)」か「ツェーン(zehn:10)」か言えばOK。
(表示価格は10個ですが、10個買わなくても大丈夫だとこの前気づいた^^;)

・・・で、どうもここのオバちゃんに顔を覚えられてるっぽい私。
私がどの種類の卵を買うか言う前に知ってたぞwww
ま、そもそも、この地域に私の年代のアジア人なんて他に見かけないからねー。

2015年12月21日月曜日

2015/08/04 第243日 市庁舎の頂から、ハノーファーを一望する。

ハノーファー市庁舎へ行ってきました。
ここは、市庁舎としての機能ももちろんあるのですが、
この立派な建物、そして世界でも珍しいという、ドーム部分に設置された斜めに上昇するエレベーターが名物です。
詳しくはWikipediaに出てます。

市庁舎内に入ると左手に、小さなお土産売り場があるのですが、その横でエレベーターに乗るためのチケットを売っています。大人1人3ユーロ。英語も通じます。
チケットを購入したら、奥にある古いエレベーター(これは普通の)に乗って、ドームの入り口まで。

エレベーターはとても狭いのですが、確かに斜めに上がってる・・・

そして到着。
頂上からの眺めがこちら。
奥に見える湖がマシューゼー。



左側に見えるのが、ハノーファー96の本拠地、HDIアリーナ。

下を見下ろすと・・・けっこう怖いw

こんな感じでした〜。

2015/08/02 第241日 マシューゼー・フェスト

ドイツの夏は短い。
が、こちらの人たちは短い夏を楽しんでいます。

ハノーファー中央駅から少し歩くと、Maschsee(マシューゼー)という湖があります。
そこで毎年夏に開催されるお祭り、Maschseefest(マシューゼー・フェスト)に行ってきました。
ハノーファーの短い夏を代表するお祭り、と言っていいと思います。
アヒル村長(?)が迎えてくれます。
湖は結構大きい。
湖の周りをひととおり散策した後、休憩がてらアイスをいただきました。
日本で一般的なソフトクリームが「デンマークのミルクアイス」として売っていました。
ドイツ人はアイス大好き。冬でも食べるくらいなので、夏になるとアイス屋さんの前には行列ができます。
ただし、こちらで主流なのはイタリアンジェラート。ソフトクリームは珍しいというほどではありませんが、ジェラートに比べると見かけることが少ないように思います。

あと、出店はほとんどビール中心。
ハノーファーに出店しているレストランがお店を出していたりします。
(出店の写真撮るの忘れた)

このお祭りは8月中旬まで続き、これが終わると夏が終わる、という感じです。

[Report]サッカー見に行ってきた:ハンブルガー対マインツ

今日の対戦はハンブルガーSV(HSV)対1.FSVマインツ05。

武藤選手の加入で話題のマインツ。
しかし、マインツ戦がハノーファーで行われるのは来年2月・・・。
ならば、ハンブルクまで観に行っちゃおう!というお誘いがあり、日本人ばかり9人で行ってきました。

ハノーファーのスタジアムとは違い、HSVのホームスタジアムはちょっと辺鄙な場所にあるため、中央駅から30分近く電車に揺られたのち更に歩いて・・・
(本当はシャトルバスがあるのですが、かなり混んでいたので徒歩を選択)

ようやく到着。

中に入ったのは、試合開始の1時間ほど前。
グラウンドでは両チームがそれぞれ、練習をしていました。

マインツ練習中
スタメン組11人が円になってアップ中。
写真だとちょっと分かりにくくなっちゃいますが、肉眼で見ていると武藤選手は遠目からでもわかりやすいです。
やはり、チーム唯一の日本人なので、区別がつきやすいです。
(確か、腕を上げている選手がそうだった気が)髪の色もですが、体格から違う気がします。

HSV練習中
こちらはスタメン・控え入り乱れて横一列になっています。
この中に、酒井高徳選手がいるのですが、彼はドイツ人のハーフなので、遠くから他の選手と見分けるのは難しい・・・

HSV応援団
チームカラーは青なのですが、なんとなく黒っぽい感じがするのは
大半のお客さんが黒の登山用?のジャケットを着てるからですw
「Jack Wolfskin」などのジャケットは、ドイツ人の冬場のファッションには欠かせないマストアイテムです。
というか、他にそんなに服のバリエーションないです←

試合は、武藤選手はもちろんスタメン、
シーズン当初はあまり出番のなかった酒井高徳選手も、ここ2試合続けてスタメンです\(^o^)/
チケットを取った10月時点では期待していなかった、日本人対決となりました。

ところが、蓋を開けてみるとワンサイドゲーム。途中までマインツが0−3と大量リード。
盛り上がるマインツサポーター。
数にしたらとても少ないと思いますが、応援の声も大きく、とても熱狂的なマインツサポーターです。

逆に、HSVサポーターは、3点目を奪われるた瞬間から続々と帰り始めるという・・・
一番盛り上がったのは、スタジアムに流れる他試合の途中経過で、今シーズン圧倒的な強さを見せるバイエルン・ミュンヘンが負けていることが報じられた瞬間、ではないかと思われます←

武藤選手が途中交代したこともあり、私たちも試合終了10分前くらいに出てきてしまったのですが、その直後に1点を返し、1−3でマインツの勝利で終了。

ところでこの試合、日本のテレビでは「武藤選手が得点に絡む大活躍」みたいな報道のされ方をしてたと思います(toshi家でも日本のテレビは観れます)。
確かに間違ってないのですが、試合を全部見ていると、ちょっと印象が違うかも。
得点に絡んだシーン以外だと、シュート何本か外したのと、それ以外は・・・HSVのDF2人にがっちり挟まれて、ほとんど仕事をさせてもらえてない感じ。
逆に、酒井高徳選手は、日本のテレビじゃあまり言われてないですが、よく守ってるイメージだったんだけど・・・。
ま、私はサッカーに関しては全くの素人なので、これ以上は言うまい。
iPhoneで撮った写真の限界。

それにしても寒かった〜。

2015年12月17日木曜日

[Report]ドイツ語検定試験(DTZテスト)を受けてきました

2015年12月4日
私が受けたDTZテスト(移住者向けドイツ語テスト/Deutsch-Test für Zuwanderer)について、記憶が鮮明なうちにまとめておきます。
あくまで私の体験談ですが、今後受けるという方の参考になればと思います。
日本にお住まいの方や、このテストを受ける予定はない、という方も、日本じゃありえない体験談をお楽しみください←

私が受けたときは、試験会場はこれまで授業を受けていた学校で、
同日の午前中にスピーキングセクション、
午後にリスニング・リーディングセクションとライティングセクション、というスケジュールでした。
人によっては午前と午後が逆の場合もあるようですし、スピーキングだけ別の日という場合もあるらしいです。

[午前の部・スピーキング]
2人1組になって教室に入り、以下のテストを行います。

A.自己紹介とそれに関連した質疑応答(各自)・・・1人につき2分
事前練習あるのみ。
自己紹介自体は1分〜1分半にまとめておきます。

B.写真描写とそれに関連した質疑応答(各自)・・・1人につき3分
数名の人が写っている、分かりやすいシチュエーションの写真が出題されます。
まず、それをドイツ語で説明します。
私の写真のテーマは「(大学で)友達と一緒に勉強する」でした。
その後、試験官からの質問に答えます。
私は「日本の大学入試は大変だと聞いたが、実際はどうか?」「1人で勉強するのとみんなで勉強するのはどっちが好きか?」という質問を受けました。

C.テーマに沿った対話・・・6分
ここはなんだかよくわからないうちに終わってしまった・・・。

教室に入ると、何やら甘い匂いが・・・
試験官(年配の女性2人)の座るテーブルに、よく見るとクッキーが置かれている。しかも食べかけw
他にも、水やコーヒーなどがテーブルに置かれており、部屋の奥にはポットが・・・
先生、くつろぎすぎですwww

私のパートナーは、紆余曲折あった末に同じクラスだった日本人の女性(駐在員の奥さん)になりました。
日本人どうしで組む場合、メリットもデメリットもあると思うのですが、他国の生徒と組むより気が楽です。
まず、相手の言っていることが聞き取れない心配がない。
相手によっては母国語訛りがかなり強くて聞き取りにくかったり、逆に相手のドイツ語が流暢すぎて聞き取れなかったりすることもありますが、日本人同士であれば、たとえドイツ人から見て発音の良くない者同士だったとしても、お互いは理解できるものです。
そして、事前に練習ができたのは大きい。
私の通っていた学校では、テストというものへの取り組み方は人によって千差万別でした。
勉強よりも、日々の生活(仕事や子育て)に追われて・・・といえばそうなのですが、にしても全く緊張感もなくテスト勉強らしきことをしている風もないような人が多かったのです。
これは不真面目というより、取り組み方が分かっていないと解釈した方がいいと思う。
私たちは、最後の授業の日、試験の4日前に急にパートナーが変わったので、授業時間内に練習ができなかったのですが、その後お互いの家で練習をしました。
授業外の時間を割くことを厭わない相手と組むことができてよかったです。
ぶっつけ本番で臨むことになるのとは、気持ち的に全然違います。
結果はさておきwww

[午後の部(1)・リスニング&リーディング]
まず、リスニング(Hören)のテープが流れ(25分)、その後リーディング(Lesen)に取り組みます(45分)。

リスニングでは、以下の問題が出題されます。
(1)留守番電話や電話の音声案内を聞いて、その内容に合致する選択肢を選ぶ(3択)
(2)ラジオ放送を聞いて、その内容に合致する選択肢を選ぶ(3択)
(3)対話を聞き、質問に答える(1つの対話につき2問)
(4)あるテーマ(私の時は「都会暮らしと田舎暮らし」)について話される音声を聞き、その内容に合うものを選ぶ(6択)
なお、受験前に携帯電話は電源を切った上で回収されます。

回答用紙はマークシートなので、ボールペンでの受験は禁止。鉛筆で受けるようにと指導がありました。
この点について授業ではアナウンスはなかったので、私はシャープペンしか持っていませんでした。
すると、隣の席の受験生(授業で一緒だった人ではない、テストで初めて会った人)から「ボールペンで受けようとしている」といちゃもんをつけられました。
こちらではシャーペンを使う人は珍しいので(もしかしてシャーペンの存在を知らなかった?)、ボールペンと見間違えられても無理はないかと。
けど、なぜあそこまで執拗に絡んできたのかしらねぇ(ー ー;)

しかし、事件はこれだけでは終わりません。
リスニングの最中に、携帯電話のバイブ音が。
何で!?さっき、回収したのに・・・
しかも1回ではなく、何度も鳴るのです。
しかし、先生は気がついているはずなのに、何の対処もしない。どういうつもりなのか・・・

さらに、リスニング最中に試験官がコーヒーを飲む音が。
何も飲むな、とは言いませんが、コーヒーカップとソーサーがぶつかる音を立てるのはやめてほしかった。そういう時はペットボトルの水にしてくれ。
試験官同士の私語まで聞こえてくる。
ありえない。
おいおい、私はこんなゆるゆるな試験のために、1年近く頑張ってきたのか!?
とすら思ってしまう。

そして、時間管理もいい加減。
日本のテストでは絶対にあるであろう「始め」の号令もなく、終了時間についてもアナウンスがない。
(テスト対策してれば時間くらい分かるから、別にいいんだけど・・・)
そして、「試験時間はあと3分」と言われてから1分くらい過ぎたところで、回答用紙回収されたんだけど。
試験時間を時間いっぱいまで使うつもりでいると、慌てることになります。

[午後の部(2)・ライティング]
制限時間30分で、テーマに沿った手紙文を書きます。
テーマ:
あなたの子供の学校で、もうすぐ林間学校(移動教室?)が行われる。その説明会が夕方に開催されるが、あなたは出席できない。
以下の4つの内容を盛り込んで、子供の担任の〇〇先生に手紙を書きなさい。
・説明会に出席できない理由
・林間学校の目的地(Ziel)
・費用は?
・林間学校に対するあなたの意見
(出題はもちろんドイツ語ですが、訳す際に多少言葉を日本人に分かりやすいものに置き換えています)
これで時間いっぱい使って、与えられた回答用紙の全ての行を使っても足りないくらい書いたのですが、
目的地(Ziel)という言葉を、本来は中性名詞なのに女性名詞で書いてしまったのと、
林間学校に対する意見がまとめきれなかったこと(時間と解答欄の問題)、
あと、手紙の件名を「件名:」とだけ書いて実際の件名を書くの忘れた、という致命的ミスを犯してしまいました。
だって、こちらも時間になる前に回答用紙の回収が始まり、そのオーラに耐えられず見直しが疎かに・・・

なお、合格ラインは2段階あり、ざっくり言うと
各セクションで正答率75%以上・・・B1レベル合格
各セクションで正答率35%以上・・・A2レベル合格
という感じです。
(詳細は1月に結果が送られてきてみないとわからない部分もあるため、ここでは割愛)

手ごたえとしては、スピーキングはB1合格は厳しいでしょう。A2はとれているかと。
他はB1とれてるのではないかと思っているのですが、作文のミスがどの程度響いているか・・・。

2015年12月5日土曜日

[番外編]2015/12/04 リアルタイム近況報告

随分と更新できずにいますが、こちらは元気にしております。
先月のパリの同時多発テロ以降、ハノーファーでも爆発物騒ぎのためにサッカーの国際試合が中止になるということがあったばかりなので、もう少しマメに近況を伝えて行きたかったのですが、申し訳ありません。

私がこちらでドイツ語学校に通っていることはここでもよく書いている通りですが、そこでの学習の集大成といえるテストであるDeutsch-Test für Zuwanderer (移住者向けドイツ語テスト:以下このブログでは「DTZテスト」と呼びます)を、今日4日に受けてきました。
これは本来はドイツに永住したい人が受けるテストなんですが、私の通っていた学校が移民向けのものなので、やむなく受けたという感じです。
とはいえ、試験に向けてはそれなりに頑張ったつもりです。
結果はさておき、このテストもなんだかツッコミどころ満載の、ネタにしがいがありそうなものでしたので、追々書いていこうと思います。

ブログ本編、というか日々の記録が8月で止まっており、リアルタイムとは程遠い状態になっていますが、学校がもう終わってその分時間ができると思いますので、徐々に更新していこうと思います。
こちらはすっかりもうクリスマスなので、そういった季節ネタも書いていきたいところですが、いつになることやら・・・
これからも、気が向いたときにこのブログを覗いていただけたらと思います。

toshiko

2015年11月10日火曜日

2015/08/01 第240日 デュッセルドルフ&ケルン小旅行

お誘いをいただき、2度目のデュッセルドルフへ。
今回は少し足を伸ばして、デュッセルドルフから電車で30分ほどで、お隣のケルンまで。

ケルンといえば、世界遺産・ケルン大聖堂。
中央駅を出ると、目の前にこの建物がどーん。
本当は、階段で上まで登れるのですが、暑すぎたこともあり、今回は断念・・・

ちなみに、ハノーファー〜デュッセルドルフ(〜ケルン)の電車旅には、週末チケット(Schönes-Wochenende Ticket)を利用しています。
週末のみだと思いますが、最初の1人は40ユーロ、以降1人増えるごとにプラス4ユーロで最大5人まで1日乗り放題という、お得なチケットです。
(行き先はデュッセルドルフまででもケルンまで行っても、金額は同じです)
今回は4人で行ったので、 40+4+4+4=52ユーロ、人数で割ると1人13ユーロです。
ただし、ICEなどの高速列車には乗れないので、ひたすら鈍行列車の旅になるのですが、それはそれで楽しいですよ♪

ドイツにはこのような割安チケットがいろいろとあるようなので(上記の他で代表的なのはニーダーザクセンチケット)、賢く使って電車旅をエンジョイするのも良いかなと。

2015年11月7日土曜日

2015/07/22 第230日 やっと届いた・・・

5月にアムステルダムで作ったネームプレート(表札)が、やっと!!届きました。
当初3週間と言われていたのになかなか届かないので、オランダ旅行から2か月を過ぎた頃にメールで2度ほど催促してようやく返事をもらい、そこから更に1週間待って、ついに到着。
これを、家のドアにつけています。

ここで、toshi家がドアに表札をつけようと思った理由、のお話。
ドイツの家の住所には、マンションであっても部屋番号や階数を書くことはありません。
というか、部屋番号自体がないに等しいです。
よって、郵便物や小包のあて先は、日本と違い「建物までがわかる住所」と「受取人の名前」で識別されます。
ちなみに、呼び鈴は建物の入り口に部屋の数だけ、名前が書かれたボタンがあります。
自分の家に大きな荷物や書留などが届いた場合は、郵便や宅配の配達員が部屋まで持ってきてくれるので、その時に「Welche Etage?(ヴェルヒェ・エタージェ)」などと、どこの階に住んでいるのか聞かれます。
で、配達の人は、目的の階に着いてから、その中のどのドアが該当の家なのかを探すので、表札がないと困ってしまうのです。

このシステムだと、配達のお仕事ってとっても大変な気がする・・・

2015/07/21 第229日 ようやくゲット!

何をゲットしたかって、ごみ分別用の袋です(笑)


以前、プラスチックごみは黄色い袋に入れて、普通ごみのカートンに出せばいい、と書いたのですが、その袋について。
地域のごみ回収業者のサイトに、袋は家の近くのスーパーやドラッグストアにある、と書いてあったので、日用品売り場の棚をずっと探していたのですが、売っているのではなく無償で配っているようです。なので、ずっとゴミ袋売り場の棚を探していても見つからないわけです。

これで、ちゃんと分別できます。
実際にごみを入れるとこんな感じ。

これが分かるのに半年以上かかるとは・・・。

ここではハノーファー(広域市)のごみの出し方を紹介しましたが、ドイツのどこの地域でも同じとは限りません。
インターネットで「Müll(ミュル:ごみ)+ 地名」で検索してみるといいと思います。
ハノーファーの場合は、ahaという会社が地域のごみ処理を請け負っています。

2015/07/19 第227日 ツェレ&お城観光に行ってきた。しかし・・・

日曜日。
今日は例の不発弾除去の日
なので、ハノーファーを脱出し、近郊の街ツェレ(Celle)まで。
ここは「北ドイツの真珠」と呼ばれるほど、美しい街並みの都市です。
お天気がイマイチですが、少しだけ写真を。

これがツェレ城。
お城というよりは、豪邸という感じの見た目。

素敵な建物ですが、よく見ると・・・

壁の凹凸は、平面に描かれているものなのです。
写真だと、絵とは分かりにくいですね。

旧市街に建つ家。
なんだか、下の階より上の階の方が大きくて、このバランス大丈夫なのか!?って思っちゃいます。

こんな家が建ち並んでいます。

もう1か所、toshi家から最も近いお城(笑)、マリエンブルク城へ。


ツェレ城とは異なり、いかにも「ザ・お城!」って感じの外観です。

少し離れたところから。

こんな感じで観光を終えて、ハノーファーに戻りました。
しかし、toshi家周辺は不発弾処理のための避難対象地域に指定されているため、近くの高速出口や周辺の道路が封鎖されていました。
いろいろと回り道をした後、なんとか帰れたのですが、こういうのは困る〜。

2015/07/18 第226日 ちょっと通訳っぽいお仕事

夫の勤め先の本社から、日本人の方が出張でいらしているので、週末は観光案内をすることに。
土曜日は主に、市内観光とお土産購入(日曜日はお店が開いてないのでね)。
私もお供することに。

市内の洋菓子店などで買い物をするのに、通訳と呼べるような大それたものではありませんが、ドイツ語でお買い物のお手伝いをさせてもらいました。

こちらのお店では、私たちのようなアジア人の集団でも、ドイツ語で応対される場合が多いです。
ベルリンなどの大都市では違うかもしれませんが、少なくともハノーファーではそうです。
特に、老舗の「ホレンディッシェ・カカオステューベ」なんかは年配の店員さんが多いので・・・。

日本からの出張で来られる方はドイツ語ができるわけではないので、私の拙いドイツ語でも、多少は役に立てたようです。


東京で五輪が開催される2020年には、私たちおそらく帰国しているのではないかと思いますが、東京にも全く日本語が話せない外国からのお客さんが増えるでしょう。
そういったお客さんが何か困っているのを街で見かけたら、その時に必要なのはプロの通訳の資格でも、ネイティブレベルの語学力でもないんだろうと。
ちょっと手を差し伸べるだけで、誰かの役に立てるんじゃないか、と思った次第です。

・・・とか言って、帰国してからの赴任先が東京という保証はないw

2015/07/13 第221日 長期休みに突入・・・

今日で授業は一旦中断。夏休みに入ります。
これで、VHSの授業を300時間受けたことになります。

私のように、家でも母国語を話し、こちらで仕事や子育てとしているわけではない場合、長期休みとなるとドイツ語を使う環境から離れることになるのが不安・・・。
ドイツに住んでいるのに、おかしな話ですが。
もちろん、買い物などではドイツ語を使いますが、そんなに長話をするわけでもなし。

少しでも、何かしないと。

2015/07/12 第220日 不発弾の処理のお知らせ。

朝、友人からこんな写真が送られてきた。


どうやら、来週日曜日に家の近くで不発弾の処理をするから、対象地域に住んでる人は避難してほしいとの案内らしい。

お知らせはドイツ語と英語で出されているようで、送ってもらった資料はこれ以外にも10ページ近くあるのですが、それらを読んでいくと、toshi家自体は避難対象地域には入っていないようなのですが、toshi家のマンションがある通りも一部は対象地域に指定されているようです。
家の近くの体育館が避難場所に指定されていて、さらに、当日はトラムが運行休止となるため、当日はちょっと混乱が予想されそう。

当日は夫の会社の人が出張で来るので、どこか近隣の都市を案内することになると思うのですが、ちょっと注意が必要なようです。

不発弾の処理って、東京でもたま〜に聞く気がしますが、ドイツの中でもハノーファーは、第二次世界大戦の被害が大きかった都市だからなのでしょう。
戦後70年になる今でもこうして、不発弾が見つかることがあるようなのです。

2015年10月27日火曜日

2015/07/06 第214日 ドイツで言うところのアイスコーヒーとは。

ある日の昼下がり。
待ち合わせのために、駅前のカフェへ。
相手は私よりだいぶ先にきていたため、私は適当に「Eiskaffee(アイスカフェ)」を注文。
すると、写真のものが出てきました。
左がアイスカフェです。

あれ、Eis:アイス・氷、Kaffee:コーヒー だけど、普通のアイスコーヒーじゃないのか・・・
中にはアイスクリーム、上には山盛りの生クリームにフロランタンっぽいお菓子までついて、さながらパフェのようなものが出てきたのでビックリ。

そして、お値段なんと8ユーロ!!(1000円越え)で2度ビックリ。

「Eiskaffee(アイスカフェ)」とは、こちらの夏の風物詩的飲み物のようで、夏しか出回っていないと思われますが、アイスクリーム入りコーヒーというのが正しいようです。
日本のかき氷と同じで、基本的には夏にしか出回らないようですが、Eiskaffeeって店名についてるカフェもあるので、そういうところには一年中あるのかな。

ただ、このアイスカフェも、すべてのカフェにあるわけではなく、アイスカフェがないお店は夏でもコーヒー類は温かいものしかなかったりします。
ちなみに、いわゆる普通のアイスコーヒーはこちらではあまり見かけません。

他のお店でも、アイスカフェを頼んでみました。

左がアイスカフェ。
いや、この色はアイスショコラーデ(チョコレートドリンク)かもしれない。

お口直しのお菓子はあったりなかったり。

こんな感じです。

2015/07/05 第213日 網戸装着

以前にも、ドイツの家には網戸がない問題について触れましたが、夏本番になると本当に困っちゃいます。
家の中にハチやハエが入ってくるのです。

対応策として、窓に貼り付けるための網を買ってきました。
ドラッグストアなどでも売ってるのですが、toshi家はマンションの最上階(Dachgeschoss)にあるせいかやたら窓が大きく、普通に売っている網では少々小さいため、ホームセンターにて大きめのものをゲット。

貼り付けると、このようになります。
とりあえず、寝室はこれでOK(^^)

2015/07/04 第212日 ドイツの夏はそれなりに暑い。

ドイツの夏は涼しいと思われがちですが、それなりに気温は上がります。
ひと夏に数回ですが、昼間の気温が38度くらいまで上がることもあります。

しかし、ドイツは基本的には寒い国。
ほとんどの家庭にクーラーがない上、室内に熱がこもりやすい家の構造になっているようで、こんな日は暑い暑いの大合唱。

こんな時、みんなどうしているのかというと、

・とりあえず屋外に出る。たまに上半身裸で外にいる男性を見かける。
・冷房の効いたショッピングセンターへ避難する。
 ここにも上半身裸のオジサン発見・・・って公共の場なんですけど?
・アイスを食べる。いや、一年中食べてるか
・インドア派?の人は地下室へ。
 toshi家のマンションにも地下に居住者ごとの物置部屋があり、そこはかなり涼しい(というか寒い)。

私たちも、昼間はショッピングセンターで買い物した後アイスカフェをいただき、夜はベランダでお食事。
冷たいスパークリングワイン(Sekt)で涼しく過ごしました。

ちなみに、これで夜9時。
昼間から飲んでるわけではございません。

2015年10月22日木曜日

[TIPP]スリにご用心

先日、私たちtoshi夫妻はベルリン小旅行をしてきました。

その時のベルリン観光中に、ブランデンブルク門の近くでスリに遭いました。
同様の被害者が出ないように、この出来事をシェアしたいと思います。

9月のある日、夫と2人で、市の中心地からブランデンブルク門に向かって、ウンター・デン・リンデンという大通りを歩いていました。
当日は天気も良く、通りにはそれなりに人がいましたが、混雑というほどではありませんでした。
道の途中、フンボルト大学。
この日は本のフリーマーケットをやってました。

すると、観光客とも現地の住民ともつかない、10代くらいの男の子が手ぶらで歩いているのが目に入りました。
私はその子がちょっと気になったものの、特に何をしてくるというわけではないので、気にせず目的地に向かうことにしました。

しばらくすると、若い男の子3〜4人が私たちに署名してくれと言ってきました。
「耳の聴こえない人のために署名をしてほしい」というようなことを、ジェスチャーと簡単な英語で言ってきました。
その中には、さっき見かけた男の子もいました。
もちろん、署名なんてしません。
実は、8月にパリを観光した際にも、同様の集団に声をかけられました。
パリなどの観光地には、観光客相手に署名を求め、その最中にスリを働く犯罪集団がいるらしいということを、その時に知りました。

ですが、断ってもしつこく迫ってくるので、必死で振り払いました。
私たちは早足になっていましたが、相手と揉み合うような状態になっていました。
かと思ったら、急にその集団がいなくなったので、変だと思ったら、夫の鞄から財布が抜かれていました。
そう、さっきの揉み合いの最中に、スリにあっていたんです。
その集団が逃げて行った方向へ、私たちも走っていきました。

ブランデンブルク門駅の階段を下るとすぐに、夫の財布が捨てられていました。
幸い、カード類は全部残ってたのですが、お金だけはきれいになくなってました。
(この間の出来事は5分足らず。カードが悪用されている心配はありません)

しかも、夫はボディーバッグというのでしょうか?写真のような斜めがけのバッグを、ちゃんと荷物を前にして持っていたのです。
これにはちょっとびっくり。
ただ、ファスナーを1つ開けると財布が取り出せる状態になっていたのが失敗でした。

ベルリン及びヨーロッパ観光の際は、お気をつけくださいませ。

これは昨今の難民問題と関係あるのか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
全く関係ないとは言い切れないとは思いますが、それだけではないでしょう。
現在起きている問題が大きくなる前に、同様の集団に遭っているので。

最後に、今回の経験を踏まえて。
まず、上記のような集団には絶対にかかわらないでください。署名を求められても絶対にしちゃダメです。
万が一、私たちのように集団に絡まれた場合は、何が何でも荷物は守ってください。
財布などの貴重品をバッグに入れる場合は二重にファスナーで閉じられるバッグの内ポケット、もしくは上着の内ポケットのような相手が手を入れにくいところに入れるなど、万全の対策を!

皆さま、お気をつけくださいませ・・・。

2015年10月6日火曜日

2015/07/02 第210日 カリスマ主婦、やってます。

家事の話をひとつ。
今、toshi家で使っている洗剤がこちらです。
これ、ほぼ全て用途が違います。
日本でこれだけの種類を使い分けてたら、カリスマ主婦って呼ばれそうですよね(笑)

簡単に紹介すると
(上段左から)
・黒っぽい服専用洗剤
・白っぽい服専用洗剤
・ウール用洗剤
・柔軟剤
・除菌用洗剤

(下段左から)
・シミ取りスプレー
・(小さい箱)固形洗剤(エリ・ソデの汚れ落としに使用)
・色物洗い用洗剤
・オールマイティーに使える洗剤
・(袋入りのもの)第3の洗剤的なやつ

ドイツの水は硬水なのですが、本来は洗濯には向かないと言われています。
普通の洗剤で洗うと服がすぐダメになってしまうそうなので、生地の色・種類ごとの洗剤があったりします。
また、洗濯機で水の温度も選べます。
30度・40度・60度・90度(!)とあります。
これも、硬水は汚れが落ちにくいためだと思われます。日本から持ってきた衣類は30度か40度で洗いますが、こちらで購入したタオルやシーツなどは、60度の水(お湯かw)で洗えると表示されていることが多いです。

あと、ドイツのシミ取り洗剤はかなり強力です。
写真の固形洗剤で、ワイシャツなどのいわゆる「汚れの首輪」がすっきり落ちます。

つらつらと書いてきましたが、これだけ洗濯に気を遣っているのは、日本から持ってきた服をできるだけ長持ちさせたいからです。
こちらで服を買おうとすると、やっぱり合うサイズがなかったりするので・・・。

2015/06/28 第206日 ドイツで乗馬を体験してみた

知人の厚意により、乗馬を体験させてもらってきました。
アイリッシュのお馬さん。

これまた、日本での経験がないため、比較はできませんが、
日本で乗馬体験をする場合、こんな風にいきなり走らせてくれることはあまりないとか。
最初の2周くらいは歩いて、その後は駆け足でした。


実際に乗っていると、見ている以上にスピードが速く、変な声が出ちゃってますw

2015年9月9日水曜日

2015/06/26 第204日 7か月目にして初めて知った事実

ちょうど、ドイツ語の授業のテーマが「ごみの分別」だったので、それを機に住んでいる地域のごみの出し方をちゃんと調べてみました。
というか、今まで把握してなかったのかよ・・・って話ですね。ハイ。

うちのマンションには、敷地内にごみ置場(小屋)があり、そこに大きなカートンが置かれていてそこに出すようになっているのですが、「紙ごみ」と「それ以外」にしか分かれていないのです。
他の地域では何種類ものカートンが置かれているところもありますが、うちの地域には2種類しかありません。
なので、紙ごみ以外は分別しなくていいと思っていたのです。

ですが、ここは環境大国ドイツ。
そんなことが許される訳がないのです(と、私は勝手に思っている)。
一応、プラスチックごみはスーパーでも回収していることが分かったので、極力そちらに出すようにしてますが、シールなどをはがした上で洗って持っていかなければならないのが手間で。。。

実は、普通ごみ用のカートンに、プラスチックごみだけ黄色の袋(※ドラッグストアやスーパーに売ってるで無料配布)に入れて出せばよい、らしいのです。
そして、分別用カートンはハノーファー市内から順に導入されているらしいです。うちの地域は郊外なので、来年から導入開始だそうです。

ドイツに来て、このマンションで暮らし始めて7か月目になりますが、初めてちゃんと知りました。
何でも、調べてみるものですね。

ちなみに、ごみの回収日も、日本の収集場のように貼り出されていないのでいつかを知らず、マンションのごみ置場に適宜持って行っていたのですが、全種類のごみを毎週水曜日に回収しているのだそうです。

2015/06/22 第200日 断食の月

私のことではないです。
通っている学校のクラスメイトの半数以上がムスリム(イスラム教徒)で、そのうち何人かはラマダン、断食を行います(全員ではないようです)。

ラマダンとは、ヒジュラ暦(イスラム暦)の9月の30日間のことであり、日の出から日没までの間は飲食をしないことになっています。
「日の出から日没までの間」です。

そう、この時期のドイツはとても日が長いのです。
なので彼らに聞くと、1日のうちの18時間以上(3時半〜21時50分)、飲食が許されないそうです。
日中はほとんど寝ているそうです。で、日が沈んだ頃に起きて食事をすると。

ちなみにいつもこの時期というわけではないそうです。ヒジュラ暦は月の動きが基準になる暦なので、太陽暦とは少しずつずれていきます。
近年は夏至をはさんだ時期にあたっているので、彼らにはとても大変。

とはいえ、しんどい、しんどいと言いながら皆それを守っているので、感心しちゃいます。

2015/06/20 第198日 ドイツレストランでのちょっとしたお作法

土曜日は買い出しの日。
今週はハノーファー市街へ行ってみました。

まずはお昼。
もうシュパーゲル(Spargel/アスパラガス)の季節は過ぎた感がありますが、せっかくなのでシュパーゲルピザをいただきました。

この時に初めて知ったことがあります。
ドイツに来て訪れたレストランは、概ねどこの店員さんも感じが良いのですが、注文を取りに来るのがやたら遅い店が多いのが気になっていました。
ドイツ語のメニューと格闘し、あるいは英語のメニューを持ってきてもらい、何を頼むか決め、それが載っているページを開いて待っているのに、店員さんがいっこうに来ない。

ですが、これは完全にこちら側のミス、というか無知による誤解でした。
こちらのレストランでは、客がメニューを閉じることで「何を注文するか決まった」ことを察知して注文を取りにきてくれるのです。
つまり、メニューを開きっぱなしにしている=何を頼むか決めかねている、とみなされていたらしい・・・
日本では、押しボタンで店員さんを呼んで注文するお店が増えているので、この点を意識していませんでした。

このことを教えてもらい、即座にメニューを閉じたところ、すぐに店員さんがやってきて注文をとってくれました。なるほど〜。

ちなみにですが、食べ物や飲み物の一覧という意味の「メニュー」はドイツ語でシュパイゼカルテ(Speisekarte)といい、メニュー(Menu)というと、ランチなどのセットメニュー、定食という意味になります。