2016年1月26日火曜日

2015/09/28 第298日 反復練習の大切さ

久しぶりに、ドイツ語学校のことを書きます。

2月から続いてきた私たちの授業も4モジュール(400時間)目。
その間、途中から入ってくる(例えば、3モジュール目が始まった6月から合流とか)人もいるのですが、そういう人は大抵かなり喋れる。
それはそうですよね。この学校でのスタートラインがそこなのですから。

私たちのクラスでは、毎週月曜日に決まって行うことがあります。
それは「週末の出来事を、クラスみんなの前で話す」こと。
ここで重要なのは・・・先生曰く「あなたたちが週末何したかには興味ない。私は、正しいドイツ語が聞きたいの」
そう、これはドイツ語文法の練習なのです。

ポイントは2つ。
(1)全てを過去形(完了形)で話すこと。本動詞は過去分詞形にすることはもちろん、助動詞がhabenなのかseinなのかにも注意。
(※過去形はまだ習っていません)
(2)語順にも気をつけること。助動詞は文の2番目に、本動詞(過去分詞)は文の最後に。

上記2点を踏まえて例を挙げると、
Am Samstag bin ich einkaufen mit dem Auto gefahren. Ich habe einen Tisch gekauft. Dann...
(土曜日に私は車で買い物に行きました。私はテーブルを買いました。それから・・・)
こんな感じです。

前述したような「かなり喋れる人」でも、これをやれと言われると、できなかったりするのです。
途端に先生は不機嫌になり、雷が落ちます。
逆に、2月からこれをやってきている私たちの方が、普段の会話の流暢さという点ではだいぶ劣るものの、これに限っては正しくできたりします。
とはいえ、先生がこんな調子なので、月曜朝の教室には、キンチョーが走ります・・・^^;

そんな感じではありますが、繰り返し練習することの大切さと、先生のヒステリー・・・いやご指導のもと、今までやってきたことが間違ってはいないということに、気づかされました。
この調子で頑張ろう。

2015/09/27 第297日 フィナンシェを作ってみた。

8月にフランスに行った時に、フィナンシェの型(シリコン製)を買ったのですが、ようやく使ってみることに。

フィナンシェの材料で、最も大切なものは、アーモンドプードル。
日本で、アーモンドプードルを買ったことがないのですが・・・これで良いのかな?
ドイツに来てから、家にオーブンがあるのでケーキやお菓子を時々作ります。
こちらでは、普通のスーパーでも、製菓材料のコーナーがかなり充実しているのですが、一番困るのは、どれが何の材料なのか、ドイツ語がわからないこと←

あとは、こちらのレシピの通り・・・

Cpicon カリッ&ふわっ ☆ フィナンシェ by 売間良子

材料を混ぜて、型に入れて焼きます。
初めてにしては、きれいにできました。
はちみつが家になかったので入れなかったのですが、あったらもっと美味しくできたかも。

2015/09/26 第296日 他の街からお客さんが来て

ドイツ南部のフライブルクという街に1年間住んだ友人が、ハノーファーに遊びに来てくれました。

同じドイツに住んでいながら、遠くてなかなか会えず、お互い日本でドイツ語学校に通っていた時以来、約1年ぶりの再会。
ハノーファーからフライブルクがいかに遠いかって話は、前にちょこっと書いてますね

そんなわけで、同じドイツでも、違うところが色々あるようです。
例えば、ハノーファーにはイタリアン(レストランやジェラート屋さん)が多いのですが、フライブルクにはそんなにないらしいです。
代わりに、ケバブ屋さんがとても多いのだとか。
ハノーファーにもケバブ屋さんやトルコ料理店はありますし、日本とは比較にならないくらい多いと思いますが、フライブルクはさらに多いみたいですね。

ハノーファー観光の定番、市庁舎へ。
名物といえる、斜めに上がるエレベーター(※)に乗りました。
上からの眺めはこちらに写真をupしてますので、今回は市庁舎1階(地上階)部分をお見せします。
(※)ハノーファー市庁舎のエレベーターは、上部のドーム型の屋根に沿った形で角度を変えながら上昇/降下という点で、世界で唯一と言われています。
なお、角度を変えず斜めに上昇/降下するエレベーターとしては、エッフェル塔のエレベーターがあります。

市庁舎1階部分はこんな感じ。
エントランスホールへ入ると、階段がドーン。
ここでウェディング写真を撮っているカップルを時々見かけます。

それと、市庁舎に来たらぜひ見て欲しいのは、ハノーファーの街の模型。
まずは17世紀。
まだ、街自体が小さいです。

1939年。

1945年。
終戦直後の様子。
中央駅側
市庁舎周辺
大半が戦争で破壊されてしまいましたが、市庁舎は辛うじて残されたようです。

そして、現在。
見事に復興を遂げた、今日のハノーファー。
実際、中央駅周辺はかなり綺麗です。
2000年に万博が開かれたため、その時に新しく建てられたものも多いそうです。

そして、第二次世界大戦の被害の大きさを今に伝えるものをもうひとつご紹介。


教会は新しいものが建てられているのですが、このエギディエン教会は戦争の爪痕の大きさを今に伝えるモニュメントの役割を果たしています。


私自身、ドイツの他の街からお客さんを迎えるのは初めてでした。
(日本からのお客さんが来ることはありますが、ドイツの他の地域を知っている人にハノーファーを案内するのは初)
ハノーファーに住んでいる人は大体口を揃えて「ハノーファーは特に何もないから」と言うので、私も当初は「ハノーファーよりも、もっと大きな世界遺産があるような街を観光してもらった方が、いいんじゃないか?」と思っていたのですが、思った以上に楽しんでもらえて、私もなんだか嬉しくなりました。