2016年2月17日水曜日

2016/01/18 第410日 雪ニモ負ケズ。

通学しております!
これが学校前の様子。奥の緑っぽい建物が学校(VHS)です。
・・・って、学校は家から徒歩3分なんですけどね。

学校では今、ドイツの政治について学んでいます。
もちろん、授業はドイツ語。
聞き取りで苦労する面はありますが、政治用語や政党の名前などが出てくるので、この授業を受けてからニュースを見ると、知っている言葉が格段に増えていることに気づきます。
また、ドイツの政治も三権分立(司法・立法・行政)を基調としているなど、日本との共通点が多いので、想像していたよりは理解しやすいです。
と言うより、日本がドイツの政治や法律をお手本にしている部分が多いというのが正しいかな?

2016/01/16 第408日 デュッセルドルフ電車の旅と、ケーキの味

こちらに長く住んでいる方からお誘いをいただき、電車でデュッセルドルフに行くのも、かれこれ4度目。
朝7時前に出発し、すべて鈍行電車で4時間強の道のり。
ですが、週末のみ利用可能の格安チケット(シューネス・ヴォッヘンエンデ・チケット)を使っているので、1人1日13ユーロで済んじゃいます。

帰りは夕方5時前に出発なのですが・・・途中、行きも帰りも、乗り換え時間が5分しかないところがあるのです。
特に帰りは、この乗り換えに失敗すると、その後の乗り換えにも影響するため、家に着く時間がかなり遅くなってしまいます。

ドイツの電車は、割と時間に正確な方だと思っています。
それでも、長距離電車だと10分、15分の遅れはしょっちゅうですし、特急電車ほど遅延が多いという・・・(特急の意味^^;)。
それに引っ張られて在来線も遅れたり、と、なかなかあてにならない面もあったりします。

ですが、今回は、すべての乗り換えに成功!
今年初のデュッセルドルフ電車の旅、幸先良しです。

ところで、最近デュッセルドルフに、美味しいケーキ屋さんを見つけました。
Café Cerisierというお店です。8月にオープンしたそうです。
日本人のパティシエが作っている、小ぶりですが可愛らしい見た目の、甘すぎなくて美味しいケーキです。

前回、10月に訪問した際にはモンブランをいただきました。
これはまさに日本の味!日◯ホテルのやつより美味しいです。
今回は、モンブランがなかったので、チョコレートケーキを。

これも、日本人好みの味。
ここでお茶して帰るのが定番コースになりそう。

ちなみに、日本のケーキだの日本の味だのという言葉を使っていますが、ドイツのケーキは「スイーツ」というより「焼き菓子」という言葉が似合う、どうにも可愛くない見た目と味だったりします。
小麦粉と砂糖とあと何か混ぜて焼いただけ・・・とまでは言いませんが、日本のケーキが持つ見た目や味の繊細さが、ドイツのケーキには欠けているように思えてしまいます。
それはそれで良いのですが、日本のケーキとドイツのケーキは別物と言っていい、と私は思っています。

今日の戦利品
インマーマン通りの本屋兼アニメショップで見つけた、『ミニオンズ』マグ。

2016/01/15 第407日 街でよく声をかけられる件

数日前、家から学校に向かって歩いていたら、若い女性が声をかけてきました。
「市役所はどこですか?」
「あ、ここ真っ直ぐです」

そして今日も、スーパーで買い物をしていたら、高齢の女性が声をかけてきました。
「これ(商品に書かれている、賞味期限を指差して)読めるかしら?」
「ええと・・・5月?いや6?・・・あ、6月です」
(その女性は目が悪かったのだと思いますが、読み難い字体で書かれていたのも事実)

こういう事を、どう見ても外国人である私に聞いてくるんです。
他の日本人に聞いても、このような経験をしている人がたくさんいます。
どうやら、それがドイツということのようです。

2016/01/11 第403日 オリエンテーリング・コース初日

今日からまた1か月弱の間、VHS(フォルクスホッホシューレ)に通います。
ドイツ語教室は12月のZDFテストをもって終了しましたが、今度はOrientierungskurs(オリエンテーリング・コース)を受講します。

これも、移民に課せられる「統合コース」の一環で、ドイツの政治・歴史・文化などを学習し、ドイツ社会に溶け込むことを目指す、60時間(1日4時間×15)のコースです。
私のような駐在の家族には受講義務はないのですが、せっかくなので受けてみることにしました。
学校がないと、ドイツ語を使う機会も激減してしまいますし。

今までドイツ語の授業で一緒だったメンバー数名が一緒ですが、ドイツ語では違うクラスだった人も合わせて20人ほどの大所帯。
授業中も、そこかしこから私語が聞こえてきます。
ちなみに、先生はドイツ語の時とは違う女の先生です。
この先生もドイツ人ではなさそう・・・。

初日の授業では、ドイツの16の州について学習しました。
私の住むハノーファーはニーダーザクセン州の州都である、というのは知っていたのですが、他の州を全然知らなかったので、いい勉強になりました。

2016/01/10 第402日 日本映画『あん』を鑑賞

ハノーファーの映画館で、日本映画『あん』が上映されるということで、観に行ってきました。
世界のいろいろな国の映画が上映される映画館があるのですが、月に1本程度、日本映画も上映されるようです。
日本人の知人に聞いて、この映画館のことを知りました。
ドイツ語のタイトルを直訳すると『桜の季節と紅い豆』でしょうか。
(「紅い豆」とはもちろん、小豆のことです)

台詞は日本語のまま、ドイツ語の字幕がついていました。
映画館には日本人もドイツ人もたくさん来ていました。
日本人とドイツ人では、笑う部分がちょっと違っていたように思います。
この映画は、場面や台詞のひとつひとつについて、事細かな説明はなく進んでいくので、分かる人にはわかるのですが、日本で暮らしたことのないドイツ人には理解が難しい部分もあったのではないかという気がしました。

私はまだドイツに来て1年ちょっとですが、それでもこの映画に登場する町並み-桜並木や古ぼけたアパート、西武線や路線バスなど-が懐かしく感じました。
不思議なものですね。

ところで、この映画で、主演の樹木希林さんがどんな役か、ご存知ですか?
この映画のことは聞いたことがあっても、設定については見た人しか知らないのではないかと思います。
ですので、私も記載は控えますが、そのことがこの物語のテーマになっており、考えさせられる映画でもありました。

ちなみに、この映画館では、2月は『そして父になる』を上映するそうですが、ドイツ語吹き替えなんだそうです(´・ω・`)

2016/01/06 第398日 雪です。

雪です。
今年2度目かな?
ハノーファーに、去年11月以来の雪が降りました。

それはそうと、先日受けたDTZテストの結果の連絡が来たんです。
私の携帯電話に、SMSで。

「2015年12月4日のドイツ語試験にて、あなたはB1レベルに到達しました。(以下略)」

要は、合格ということなんでしょうが、全科目B1ってことでいいの?
スピーキングは絶対無理だと思ってたんだけど、ホントに受かってるの??
1科目は取れてますってお知らせじゃないよね???
SMSだから宛先書いてないんだけど、まさか送り間違いってことないよね????
と、半信半疑な私。

結果は郵送で届くという話なので、それを楽しみに待ちますか・・・。

2016/01/05 第397日 続・日本からの小包が、届かない!

12月に一度日本に送り返されることになってしまった、日本からの小包。
16日に送り返されたとの話だったので、とっくに日本に戻っていてもいい頃なのですが・・・。
EMSなので追跡番号で常にチェックしているのですが、いっこうに日本に到着しない・・・
と思いきや、年が明けてようやく、小包が差出人に戻ったようです。

戻った小包の再送をお願いするにあたり、日本からEMSで送った場合、ドイツでの取扱会社は問答無用でDHLになるため、他の民間会社を利用できないか検討しました。

しかし、ヤマトの国際宅急便や日本エクスプレスなどの民間の会社を利用すると、郵便を利用するのとは以下のような違いがあるそうです。
(1)EMSは「郵便物」という扱いになるが、日本郵政以外の配送業者を使った場合「輸入」という扱いになる
→税関でのチェックが厳しくなる可能性がある
(2)日本郵政以外では、食べ物は受け付けてくれない
→おそらく(1)の理由により、各社そうしているのだと推測されます。
(3)郵便法により、日本郵政以外は手紙(信書)の取り扱いができない
→なんで未だにこんなところで日本郵政が優遇されてるんだろう?

今回は、こちらからお願いして同封してもらった食べ物が入っているため、民間会社の使用は断念することにしました。
というわけで、再びEMSで送ってもらうことに。
今度はもし何かあっても、問い合わせ先も把握しているので、なんとかなるだろうと信じて。

2016/01/01 第393日 ドイツ式・新年の迎え方

ドイツでは、クリスマスを家族で集まって静かに過ごす家庭が多いようです。
では年越しはどうなのかというと、友達同士などでワイワイ過ごすものなのだそうです。

今年は、夫の会社の方(日本人/ご主人がドイツ人)のお宅にお邪魔して、ドイツ流の年越しを体験させていただきました。

紅白歌合戦(録画)をみんなで見つつ、年越しの瞬間を迎える準備。
日付が変わる前に用意しておかないといけないのは、Sekt(ゼクト/ドイツのスパークリングワイン)。
それと、大量のクラッカー(音を鳴らす方)も買い込んでありました・・・。
年越し前にすでにいくつか鳴らした形跡が・・・。

この時、テレビのチャンネルは、ブランデンブルク門の年越しの中継に合わせておきます。
(ちなみに、ブランデンブルク門は、toshi家にとっては今年最も印象深い出来事のあった、因縁の場所になってしまいました・・・)
テレビのカウントダウンに合わせて、日付が変わると同時にSektで乾杯!
↑年明け直後の図。

次に大事なイベントは、花火。
家の前で打ち上げ花火をあげました。



隣近所からも大量の花火が上がるのですが、ある家からは年越しから30分以上もの間、絶え間なく上がり続けていて、とても個人でやってるとは思えない量でした。
下世話な話ですが、一体いくらかかってるんだろう・・・。

そして、家に入ったらBerliner(ベルリナー/穴の開いてないドーナツのようなパン)をいただきます。
これ自体は、パン屋さんに行けば1年中売っていますが、年越しの時に食べるものなのだそうです。
私も初めて知りました。

お招きをいただいたおかげで、貴重な経験ができました。