2015年9月9日水曜日

2015/06/26 第204日 7か月目にして初めて知った事実

ちょうど、ドイツ語の授業のテーマが「ごみの分別」だったので、それを機に住んでいる地域のごみの出し方をちゃんと調べてみました。
というか、今まで把握してなかったのかよ・・・って話ですね。ハイ。

うちのマンションには、敷地内にごみ置場(小屋)があり、そこに大きなカートンが置かれていてそこに出すようになっているのですが、「紙ごみ」と「それ以外」にしか分かれていないのです。
他の地域では何種類ものカートンが置かれているところもありますが、うちの地域には2種類しかありません。
なので、紙ごみ以外は分別しなくていいと思っていたのです。

ですが、ここは環境大国ドイツ。
そんなことが許される訳がないのです(と、私は勝手に思っている)。
一応、プラスチックごみはスーパーでも回収していることが分かったので、極力そちらに出すようにしてますが、シールなどをはがした上で洗って持っていかなければならないのが手間で。。。

実は、普通ごみ用のカートンに、プラスチックごみだけ黄色の袋(※ドラッグストアやスーパーに売ってるで無料配布)に入れて出せばよい、らしいのです。
そして、分別用カートンはハノーファー市内から順に導入されているらしいです。うちの地域は郊外なので、来年から導入開始だそうです。

ドイツに来て、このマンションで暮らし始めて7か月目になりますが、初めてちゃんと知りました。
何でも、調べてみるものですね。

ちなみに、ごみの回収日も、日本の収集場のように貼り出されていないのでいつかを知らず、マンションのごみ置場に適宜持って行っていたのですが、全種類のごみを毎週水曜日に回収しているのだそうです。

2015/06/22 第200日 断食の月

私のことではないです。
通っている学校のクラスメイトの半数以上がムスリム(イスラム教徒)で、そのうち何人かはラマダン、断食を行います(全員ではないようです)。

ラマダンとは、ヒジュラ暦(イスラム暦)の9月の30日間のことであり、日の出から日没までの間は飲食をしないことになっています。
「日の出から日没までの間」です。

そう、この時期のドイツはとても日が長いのです。
なので彼らに聞くと、1日のうちの18時間以上(3時半〜21時50分)、飲食が許されないそうです。
日中はほとんど寝ているそうです。で、日が沈んだ頃に起きて食事をすると。

ちなみにいつもこの時期というわけではないそうです。ヒジュラ暦は月の動きが基準になる暦なので、太陽暦とは少しずつずれていきます。
近年は夏至をはさんだ時期にあたっているので、彼らにはとても大変。

とはいえ、しんどい、しんどいと言いながら皆それを守っているので、感心しちゃいます。

2015/06/20 第198日 ドイツレストランでのちょっとしたお作法

土曜日は買い出しの日。
今週はハノーファー市街へ行ってみました。

まずはお昼。
もうシュパーゲル(Spargel/アスパラガス)の季節は過ぎた感がありますが、せっかくなのでシュパーゲルピザをいただきました。

この時に初めて知ったことがあります。
ドイツに来て訪れたレストランは、概ねどこの店員さんも感じが良いのですが、注文を取りに来るのがやたら遅い店が多いのが気になっていました。
ドイツ語のメニューと格闘し、あるいは英語のメニューを持ってきてもらい、何を頼むか決め、それが載っているページを開いて待っているのに、店員さんがいっこうに来ない。

ですが、これは完全にこちら側のミス、というか無知による誤解でした。
こちらのレストランでは、客がメニューを閉じることで「何を注文するか決まった」ことを察知して注文を取りにきてくれるのです。
つまり、メニューを開きっぱなしにしている=何を頼むか決めかねている、とみなされていたらしい・・・
日本では、押しボタンで店員さんを呼んで注文するお店が増えているので、この点を意識していませんでした。

このことを教えてもらい、即座にメニューを閉じたところ、すぐに店員さんがやってきて注文をとってくれました。なるほど〜。

ちなみにですが、食べ物や飲み物の一覧という意味の「メニュー」はドイツ語でシュパイゼカルテ(Speisekarte)といい、メニュー(Menu)というと、ランチなどのセットメニュー、定食という意味になります。

2015/06/15 第193日 ドイツ式?アレルギー検査

日本で服用していた薬を、ドイツで手配しなければならなくなった話の続き。

先月、日本でもらっていたものに似た効果のある薬の処方箋を書いてもらったので、急場しのぎとしては問題ないのですが、
その前に予約していた皮膚科に行き、アレルギー検査を受けてきました。

私は日本でもちゃんとアレルギーの検査を受けたことはなかったのですが、ドイツで受けたアレルギー検査はこうでした。

(1)左腕に、直径1センチくらいの円を34個描かれる。ボールペンで。
(2)円の中に、異なる薬液を垂らされる。
(3)そのまま20分待って、と言われるも、もうちょっと長い時間放置。
(4)薬液が反応すると痒くなるため、この時間はわりと地獄。
(5)反応があるかないか、円を一つずつチェックしてもらう
(写真あるけど、絵的にキレイではないので掲載はやめときます)

こんな感じなんですが、ボールペンで書かれるというのが、いかにもこっちっぽい気が・・・
この検査で、花粉・ペットの毛・食べ物など34種類について、アレルギーの有無がわかります。
結果がその日のうちにわかるのがいいですね。

ちなみに、それなりのお値段するようです。

2015/06/08 第186日 カオスの始まり

3クール(300時間)目の授業が始まりました。
ここから、A2レベルになります。※レベルについての簡単な解説はこちら

自分たちの入るクラスが決まっていなくて心配していたものの、
同じA1修了レベルの別のクラスと合併+A2から受講する生徒が合流という形になりました。
なので、今まで一緒に授業を受けていた仲間達とは、離れ離れにならずにすみました。

それなりの期間、ずっと一緒のメンバーなので、国籍も世代も違う私たちですが、なんとなく連帯感が生まれてくるものです。
テストを受けるときも、先生に怒られるときも、みんな一緒です(笑)


しかし、最初の授業の日は、なにかとバタバタし、落ち着かないもの。
と言うにもほどがあると思うのですが、初日はとにかく混乱のまま終わりました。

まず、集まった生徒の数が、このコースの上限いっぱいの20人を超える勢いで、今度のクラスはかなりの大所帯に。
そして、授業が始まって、先生が出席をとれば、名前を呼ばれない生徒がいる(事務方が用意したリストにない生徒がいる)、その後も「ここで授業を受けるように事務方から言われた」と言って来る生徒はいるわ・・・
その上、生徒のレベルはバラバラで、ドイツ在住25年でドイツ語ペラペラというツワモノもいる中、在独半年の私は授業についていけるのか・・・
かと思えば、自己紹介をさせればA1レベルの単語を知らない生徒はいるわ、10年単位でドイツに住んでいる人にもかかわらず読み書きが全くと言っていいほどできない、という人も(もはや、今までどうやってドイツで生活してきたんだろうね、って疑問しか湧かない)。

なんか、一言で言って、カオスでした。
さすがに、こんな状況では、先生に同情しちゃいます。

心配したけど、意外と授業についていけないことはない・・・かも。