2015年3月28日土曜日

2015/02/28 第86日 もうすぐ春ですね♪

2月も今日で終わり。
もうすぐ春ですね。

スーパーの入り口に、こんなのが売っていました。
お花の蕾、っていうか茎w

茎を斜めにカットして花瓶に挿しておくと、数日後には花が咲くらしいのですが、本当!?

とりあえず、ちょっと育ててみます。

2015/02/27 第85日 食事の時間

普段はこんなこと滅多にないんですが、今日は昼食・夕食ともに外食。

ドイツ語の授業の後、お昼はスペイン料理。
夜は夫の会社の人たちの食事会に招かれて、中華料理屋さんに行ってきました。

こちらに来て思うのは、みんなご飯を食べるのがすごく早い!
特に夕食は、私たちが食べてる間に、隣のテーブルのお客さんが何度か入れ替わっていたり。
料理が出てきてから食べ終わるまでのスピードが速いのももちろんですが、日本人が食事が終わってからも歓談を楽しんだりしているのに比べ、現地の人たちは食べたらすぐに出て行く感じ。
別のお店で飲み直しているのか、さっさと家に帰っているのかは謎ですが。

ちなみに、料理を注文してからテーブルに運ばれてくるまでの時間は、日本の方が短いですね。
やはり、サービスの一環として、料理を早く出そうという意識があるので。

2015/02/26 第84日 移民法

私たち日本人を除く、VHSに通っている生徒たちの多くが、ドイツ移民となるためにドイツ語を学習している人たちです。

ドイツは今、総人口の5分の1近くが移民という、移民大国なのです。
そんなドイツには「移民法」という法律があり、移民には「統合コース」(ドイツ語、およびドイツの文化・歴史・法律など、ドイツ人同様の生活を送るにあたり必要な知識)を受講することが義務付けられています。
第2次大戦以降ドイツに移民した外国人が、ドイツ語力も十分でなく、ドイツ社会に溶け込めないままだったために就職がままならず、生活保護に頼らざるを得ないという状況があったため、その状況打開策として設けられたのが移民法です。
ドイツ語学習は600時間、レベルとしては「B1」の習得が期待されます。
クラスのみんながVHSで授業を受けるのはそのためです。
今、私たちはA1レベルの後半にいるので、まだまだ先は長い。
コース終了時には、修了テストもあります。なので、日常生活や仕事に必要なドイツ語力があればよいわけではなく、昨日書いたような「問題を解く力」が必要なのです。
参考:移民問題とドイツの課題 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

なお、私たちのように、配偶者がドイツ人でなく、かつドイツ永住の意志がない場合は、移民法の対象にはなりませんが、VHSのドイツ語コースに通うことはもちろんできます。


ちなみに、もし、日本もいつか移民を受け入れる時がきたら、移民を対象とした教育にこのくらい力を入れないといけないのかも、と思いました。
日本語の読み書きは難しいし、日本社会の特殊性を理解してもらわないと。

2015/02/25 第83日 思わぬ壁?

ここまでVHSの授業を受けてきて、わかったことがあります。

クラス全員で一斉に、ドイツ語文法の練習問題を解く、となった時に、その出来に差ができてしまう理由。
単純に、文法力の差というのもないわけではないのですが、どうも「問題の解き方」がわからず、つまづいている生徒が多いようなのです。

私たちのクラスでは、会話の練習もたくさんしますが、主に学ぶのは文法の知識です。
なので、教科書に載っている問題を一斉に解くことがよくあるのですが、その時に、簡単な問題でも全く解答欄が埋まらない生徒がいたりします。

ここで言っている「問題」というのは、たとえば、ドイツ語の文の一部が空欄になっていて、そこに適切な単語を記入する穴埋め問題や、文の前半と後半をつないで意味の通る文にするとか、疑問文に対する答えを書く、あるいは逆に答えから疑問文を推測して書くとか、そういう問題。
いずれも、習ったばかりの文法を使った基本問題なので、問題自体の難易度としてはそんなに高くありません。

が、これらの問題を見て、ドイツ語知識の問題ではなく、そもそも「何をすればよいのか分からない」という生徒が、少なからずいるのです。
場合によっては、例題が載っているのに、それを見ても以降の問題の解き方が分からない、ということも。
これにはびっくりしました。
正直、「こんなことが壁になってしまうの?」と思ってしまいました。

ふと考えると、日本人はこのような「問題を解くこと」に慣れていると思うのです。
こういう問題を、私たちは中学・高校時代に、英語の授業や受験勉強で、さんざんやらされてきています。もちろん、英語以外の教科でも、たくさんの問題を解く機会があったはずです。
だから、問題の解き方そのものが日本人には常識として身についていて、それがドイツ語になろうが、問題の解き方くらいはすぐにわかります。
日本の教育、特に英語教育のあり方は批判されることの方が多いですが、悪い事ばかりではないのでは、なんて思ったり。

一方、VHSの生徒たちの出身国は、勉強どころじゃないような社会情勢だったり、学校に通うことが許される状況になかったり、というのがあると思います。(生徒ひとりひとりに、こういう立ち入ったことを聞けている訳ではないですが)

そう考えると、学生時代、定期テストだ、入試だ、と勉強に追われてきた私たちは、ある意味恵まれていたのかなぁ。

ま、これが出来ることと、ドイツ語が「話せる」こととは別なんですけど、問題を解くことができて初めて、自分が授業を理解していることを先生がわかってくれるのは確かですし、テストで点が取れないといけない場面が今後出てきます。
その件については明日。