2015年3月27日金曜日

2015/02/24 第82日 伝わらない・・・

私たちのクラスの生徒たちは、ドイツに来て半年〜1年半くらいの人が中心。中には6年というツワモノもいますが。VHSの外国語クラスは人気なので、私のように来て2ヶ月で授業を受け始められるのは稀なケース。
年齢層は20代~60代と幅広いですが、中心は30〜40代(就労目的の若者が多いと聞いていたので、意外と高くてビックリ)。
出身国は日本の他は、シリア人が多いですが、隣国のポーランドから、パキスタン・ボスニア・パレスチナ・アフガニスタンといったところまで、さまざまです。

これはつまり、生徒たちのもつバックグラウンドがてんでバラバラ、ということを意味します。

よって、授業で何が大変かというと、先生からの指示がクラス全体に伝わるのに、すごく時間がかかるということです。
ドイツ語の最初のレベルの授業を自国で受けてきた人も多く、ドイツ語レベルもバラバラなのですが、それ以上に、生徒の国民性・(個人としての)性格や考え方・これまでどんな教育を受けてきたかなど、本当にいろいろなことが違いすぎて、先生が当然のごとく話していることが、常識として入ってこない生徒もいるようです。

とはいえ、あまりにも伝わらなすぎて、先生ちょっとカリカリきてますぞ。

私たち日本人は物わかりがよいとされており(先生的にはね)、そこまでキツい言葉を浴びせられたりということはないのですが、「できる子」「できない子」のレッテルが貼られているのが生徒側からもはっきりと見えます。う〜ん。

ちなみに先生は経験1年ほどの女性で、どこの国かは伏せますがドイツ人ではありません。
私立の語学学校と違い、VHSでは先生が外国出身の方(要は移民?)ということもありえるそうです。

2015/02/23 第81日 VHS授業3日目

VHS2週目。
3日間の休講があったため、授業自体は3日目ですが。

どういう理由でそうなったのか分かりませんが、今日から参加の生徒が3人。
先週からいた生徒と合わせて、私たちのクラスは16人の大所帯に。

そして、授業内容は2日目までの復習・・・というか、先週やった問題をもう1度みんなでやる。
これって、前回までの授業に参加できなかった3人のためにやってるのよね?
・・・と思いきや、先週の授業に出ていたはずの人たちも、結構できてない。

それと、宿題の答え合わせ。全員が問題を理解しているか確認するため、ひとりひとり解答を発表していく。
基本的な問題でも、全員がハイ正解、というわけにはいかない。
誰かの解答が間違っている度に、先生が説明をしていく。そのうちには、同じ説明を何度も繰り返すことになる。

そんな感じだったので、新しく習ったことはほとんどない。
これからもこんな感じなんだろうか。