2016年7月4日月曜日

2016/05/24 第537日 ミュンヘン旅行2日目・・・ノイシュヴァンシュタイン城へ

ミュンヘン2日目。
ドイツに来たら必ず訪れたい名所、ノイシュヴァンシュタイン城へ。
今回が初ヨーロッパとなる妹はもちろんですが、実は私も初めてです。




以前ノイシュヴァンシュタイン城を訪れた人の話では、チケットは事前に予約できるとのことなので、ネットでその手続きをしました。
ノイシュヴァンシュタイン城の公式サイト(英語)上にある予約フォームで、希望の日時などを指定すると、メールで返信がきます。
※チケットの種類がいくつかあり、ホーエンシュヴァンガウ城やバイエルン王博物館の入場がセットになったチケットもありますが、私たちは時間の関係上、ノイシュヴァンシュタイン城のみのチケットを購入しました。
※公式サイト上の予約フォーム(英語)上で使われる言葉について
 ・「tour」
  :場内を(オーディオガイドを持って)見て回ることを指しています
   ガイドの人の説明を聞きながら場内を巡る「guided tour」もありますが、ドイツ語か英語のみだったと思います(詳細は後述しますが、通常のtourも係員がつきます)。
 ・「pick up time at least 60 min earlier!
  :チケットの引き取りは遅くとも(指定の入城時刻の)60分前まで! ←これが分かってなくて焦ったw

実は、このネット上での手続きは「チケットの購入」ではなく、あくまで「予約」なのです。
実際には、メールに添付されたドキュメント上で指定された入城時刻の1時間前までに、現地にてチケットを購入しなければ、予約は無効になるというのです。
私たちの入城時刻は14時15分。13時15分までにチケット売り場に行かなければなりません。
(14時15分までにお城に着ければOK、ではない!!)

これを踏まえて、当日のスケジュールを立ててみたのですが、けっこうタイト・・・
ちょっと不安です。
こちらに来てから、旅行では夫について歩いてるだけだった私が、今回初めて、身内とはいえ人を連れて歩く立場になるのですから。

そんな不安もありながらですが・・・出発。

朝9時 ホテルを出発
ミュンヘンからフュッセンまでの電車が、ICEなどの特急は無く在来線のみなので、当日の全行程にバイエルンチケットを使用することにしました。
バイエルンチケットの使用開始時刻が当日の9時以降と決められているため、9時出発にしました。
バイエルンチケットは、1人で利用すると23ユーロ、以下1人増えるごとに+5ユーロです。
私たちは2人なので、合わせて28ユーロでした。
また、下記行程のすべてをバイエルンチケットで賄うことができます。

9時53分 ミュンヘン中央駅発 → 11時55分 フュッセン着
私たちの乗った列車は、上記区間のみ運行(ミュンヘン中央駅が始発)なので、座席指定ではありませんでしたが座ることができました。

12時05分 バスでチケット売り場の近くまで
このバスがくせ者。73番か78番のバスが該当しますが、合わせても1時間に2本程度しかありません。

12時25分頃 チケット売り場に到着
バスを降りて、チケット売り場まで歩いていくと、このような建物が見えてきます。
並ぶ列が「通常のチケット売り場(黄色)」「予約済みのチケットの引き取り窓口(赤)」に分かれています。
赤の列は割と早く進み、チケットの購入はすぐにできました。
ちなみに、事前予約の際にクレジットカード情報を入力していたのに、チケット代を現金で支払うように言われました。
よくよく確認すると、予約フォーム上でのクレジットカード入力は、支払いのためではなく予約の保証のため、と書かれていました。

13時頃 近くのドイツレストランにて昼食
チケットの購入が無事済んだので、チケット売り場からバス乗り場方向へ少し戻ったところにある「Allgäuer Stüberl」にて食事をとることに。

味は美味しかったのですが、最後に渡されたレシートに「料金にチップは含まれていません」と手書きされていました。
観光客向けの、何ともありがたいサービスですね。
ま、書かれていなくても1割程度は上乗せするつもりでいましたよ。はいはい。

気を取り直して、ノイシュヴァンシュタイン城へ向かいます。
公式サイトの情報によると、ここからお城まで徒歩で1時間ほどかかるとか。
急がねばなりません。

これは、途中に見えるホーエンシュヴァンガウ城。
生で見ると、写真で見るよりだいぶ古びた印象です。

13時55分頃 ノイシュヴァンシュタイン城到着
指定された時間よりも少し早めに到着。
結局、チケット売り場からノイシュヴァンシュタイン城までは30分ちょっとではないでしょうか。
入場時間まで、しばしお城の周りで記念撮影。
ノイシュヴァンシュタイン城は、ディズニーのシンデレラ城のモデルとなったとされていますが、まさにそのものでした。

14時15分 入城
お城の見学は、入城時刻ごとのグループでまとまって行います。
グループごとに係員がつくので、その指示に従います(何らかの指示がある場合は簡単な英語です)。
説明は、各自希望の言語のオーディオガイドで聞くことができます(日本語ももちろんあります)。
つまり、場内を勝手には見て回ることは許されません。
お城見学(ツアー)自体は30〜40分程度だったかと思います。
外観の美しさ同様、内装も非常に凝ったものでした。

ツアー終了後はお土産購入などをして、各自お城を出ます。

15時30分頃 ノイシュヴァンシュタイン城出発
ここから、もう1カ所行こうと計画していたのですが、フュッセン駅を挟んでほぼ真逆の場所にあるため、駅に戻るか、少なくともチケット売り場までは戻らなければなりません。
ところが、チケット売り場に戻る手段がシャトルバスか、1時間かけて徒歩で山を下るかしかないようです。
シャトルバスの乗り場はマリエン橋の近く。
マリエン橋自体は工事中(その時点で、予定では7月末までとなっていましたが、どうなることやら)でしたが、橋の近くからでもノイシュヴァンシュタイン城を眺めることはできます。
シャトルバス乗り場に止まっていたバスに乗ろうとしたところ、チケットがないとダメだと言われ乗せてもらえず(何のチケットのことかわからなかったのですが、予め予約されたツアー客しか乗せないと言っているようだった。バイエルンチケットでもダメなのか?)、仕方ないので歩くことに。

16時30分頃 チケット売り場に戻る
チケット売り場付近のバス停のそばに止まっていたタクシーに乗って次の目的地を目指すか迷ったのですが、こちらが行き先を言うと金額を言ってくるなど、明らかに観光客狙いの怪しい対応だったので、それに乗るのはやめてフュッセン駅に戻ることにしました。


ちなみに、この時に次の行き先として考えていたのは「バウムクローネンヴェーク(Baumkronenweg)」でした。
オーストリアとの国境を越えられる道ということで、行けたらいいなと思っていたのですが、17時までしか開いていないのと、フュッセン駅からバスがあまり出ていないということで断念。

16時50分頃 フュッセン駅に戻る
駅前でお茶したり、駅周辺を見て回ったりして、電車の出発を待ちます。

これは市庁舎。

18時06分 フュッセン出発 → 20時24分 ミュンヘン中央駅到着
帰りの電車も座れました。

20時30分過ぎ 夕食
ミュンヘンに戻り、そのまま食事をしにドイツレストラン「ツム・フランツィスカーナー(Zum Franziskaner)」へ。
ここのヴァイスビールは家でもよく飲むのですが、とても美味しいです。
やはりドイツに来たので、ドイツらしくソーセージ盛り合わせを。
私たちが話をしながらゆっくり食べていたら、ホールのおばちゃんから「冷めちゃうから、早く食べなさい」と注意されてしまった・・・。
とにかくよく世話を焼いてくれるおばちゃんでした。
というか、店内がすごく広いわりに、他にそんなにお客さんがいなくて暇だったのかもw

明日はミュンヘン最終日。
ミュンヘンを少し観光して、ハノーファーの自宅へと帰ります。

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