2017年5月19日金曜日

2017/05/13 第892日 ドイツにもあった!?宅配クライシス

日本のニュース番組などを見ていると、「宅配クライシス」という言葉がよく聞かれるようになりました。
増え続ける宅配の需要に応えるため、宅配業者がパンク状態にあるといい、値上げなどで対応しようとしているというお話。
これは非常に日本らしい事象だと、私は思っています。


ところで、ドイツの宅配事情、というか私の体験したトラブルについて、以前記事にしましたが、このような散々な目に遭ったのはどうも私だけではないらしく・・・。

そうでなくとも、宅配で「配達時間指定」を受け付けてくれる業者はほとんどなく、小包が家に届くとなったら朝からソワソワしながら自宅待機、ということもしばしば。
配達に来るおおよその日時をメールで教えてくれる、都合の悪い場合は日付のみの指定ですが変更できる業者がたまにありますが、それはかなり良い方。

とにかく「サービス後進国」だの「不便を愛する国」だの言われるドイツ。
「クライシス」を感じているのは、むしろ消費者の方でしょう。

それはさておき、日本、少なくとも東京の都市部では、「小包等の受取人が配達時に不在だった場合、隣の家に預ける」って今はほとんど聞かないですよね。
(私が子供の頃はあった気がするんですけどね〜)

ドイツでは、それは普通に行われています。
以下、小包が家に届いた時に不在だった場合の荷物の預け先


(1) マンションの別の部屋(事務所)に預けられている

これはよくあります。
マンションの下層階が事務所や店舗になっている場合、そこに預けられることが多いようです。

(2) 無理矢理ポストに突っ込まれている

既出ですが…




これに関しては、そもそも宛先の家が留守だったからこうなったのかどうかは不明。
ドイツのマンションの部屋には、日本のような部屋番号がないため、宛先の家がどの階にあるのか、住所を見てもわかりません。
だから面倒臭くて・・・ということかもしれない。

(3) マンションの自室の前に小包が置かれている

これ、1回だけあったんですが、確か、外出中に配達員の方から電話がかかってきて、私たちがもう直ぐ家に着くからということで、家の前に置いてもらったんだったと思います。

(4) ゴミ箱に入れられている

マンション内のゴミ回収場の、紙ゴミを入れるボックスに置かれてた(不在票にもその旨記載あり)、という体験談を耳にしたことがありますΣ(゚д゚lll)
これはビックリ・・・
紙ゴミ置き場だから汚れやニオイが付くことは基本ないけど・・・って、そういう問題ではありません。

これはビックリですよね・・・


ちなみにですが、毎年、母の日には夫の実家と自分の母親に、お花を送っているのですが(日本のオンラインショッピングサイトを使って)、今年は到着日指定ができなくなっており、母の日の4日前〜当日までの間に届く、というざっくりとしたスケジュールに。

これも「宅配クライシス」の影響でしょう。
どちらの実家にも、お花は2日以上前に到着したようです。

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