2017年11月10日金曜日

2017/11/02 第1064日 日本人講師によるドイツ語ワークショップに行ってきました

ドイツ語学習のワークショップに行ってきました。
テーマは「名詞の性」。
ドイツ語では、どのような名詞が男性名詞/女性名詞/中性名詞になるのかというのはルールというか、一応のパターンがあって(もちろん例外あり)それに則って覚えていくと効率よく学習できますよ、というお話。

講師は、長年ドイツに住んでいる日本人の方でした。
実は私、ドイツ語を勉強し始めてから、ドイツ語を「日本語で」学ぶのは初めて。
一番最初は日本で、日本人の先生から教わったのですが、その時も授業はドイツ語。
しかも、こちらに来て通ったVHSでは、もちろん授業はドイツ語ですが、私の担当の先生は「子供が自然に言語を覚えるように、ドイツ語を身につけなさい」とか言ってくる人で(完全に恨み節w)、

「そんなの無理に決まってるだろ!!」という反論しかなかった。


という訳で、今までドイツ語のルールというかパターンをあまり教わってこなかった私にとって、今回のワークショップは目から鱗の連続でした。


ところで、外国語学習において、母国語や他言語との比較をしながら学んでいくという方法は、今では認められた手法なのだそうです。
私が学生だった頃は、「英語は英語のまま学べ」という先生、多かった気がします。
今回のワークショップを受けて、「外国語を学ぶ上で、すでに身についている母国語や他言語をあえて排除する必要はあるのか?」と思いました。
在独1年目に通ったVHSについても、このブログで色々書いてきましたが、英語の知識がある人の方がドイツ語文法の理解も早かったのは事実。

誤解のないように一言添えておくと、先の「英語は英語で」を全否定するつもりはありません。
学習目的や生徒のレベルによってはそれも間違いではないでしょう。例えば、日本にある大人向けの英会話学校の多くが、ネイティブの先生による英語のレッスンを行っていると思いますが、それを否定するつもりはありません。

ただ、大人が新しいことを学ぶ場合は、すでに習得したものと照らし合わせて理解する方が、早く、かつ体系的に(自分の中で整理して)理解できることもあるよね、と思うわけです。


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