2017年4月25日火曜日

2017/02/24 第813日 ここが違うよ?ドイツの健康診断

健康診断を受けてきました。
こちらに来てからも、年に1度くらいは受けるようにしているのですが、去年は一時帰国した時に東京で受けたので、ドイツで受けるのは初めてです。

今回、検診を受けたのは、toshi家から車で1時間半ほどのところにある、ハンブルク郊外のベセスダ病院というところです。
ここには、日本語を話せる先生がいらっしゃるので、何かというとお世話になっています。

ドイツで初めての健康診断。
実際に受けてみると、今まで自分が受けてきたのとは、いろいろと違う点がありました。
中でも、最も異なる検査項目を3つほどご紹介。
※あくまで私の体験談です。ドイツ国内でも異なるやり方をしているケースはもちろんあると思いますが、参考までに・・・


(1)胃カメラ

日本では受けたことがないのですが・・・
この病院では、麻酔で眠らされた上で胃カメラを飲みます。
その間約30分。受けている側は全く意識なしです。

ただ、麻酔から覚めた後、喉に違和感(風邪で喉が痛い時のような感覚)があるので、眠らされてる間に胃カメラが私の喉を通過したんだなぁと。
検査中、痛い・苦しいという感覚が全くないのは、大変ありがたいことです。

それと、麻酔が覚めたばかりの時は、歩くときに若干ふらついたりすることがありますが、介添えの人が横にいてくれるので安心。
胃カメラ検査の前に身長・体重を測っているので、打たれている麻酔の量は正確なはず。

(2)婦人科検診

乳房と子宮の検査を行いました。
とりあえず、担当医が男性(ドイツ人のオジサン)だったことに驚き。
にもかかわらず、検査着というようなものはなく、検査部位に身につけているものは基本すべて脱ぎます。
この国には「羞恥心」という言葉はないのだろうか・・・

乳房検査は、胸の触診w
もちろん、上半身裸の状態で。
まぁ、別に人様が見て喜ぶようなものではないですが。
とはいえ、ねぇ・・・orz

それと、子宮の検査ですが、検査台(椅子)に自分で登るという。
下半身何も着けていない状態で、診察室をウロウロ・・・
しかし、日本の検診では、おそらく「子宮頸がん」しかわからないケースが多い(検査項目自体が「子宮頸がん検診」となっている)と思うのですが、こちらの検診ではそれ以外のこともわかるみたいですよ。

(3)肺活量検査

これはこの病院だけかもしれませんが、何だかちょっと違う。
まず、鼻に洗濯バサミのようなクリップを取り付けられます。これは日本も同じかもしれません。
そして、背の低い電話ボックスのようなガラスの部屋に入ります。椅子があるのでそこに座ります。
部屋の扉を閉められたら、マイク越しに聞こえてくる、先生のやたら勢いの良い合図に従います。

「息を吸って吸って吸ってーーーーーーーーーハイ、吐いて〜〜〜」

ってな感じで。
ガラスの部屋で外気を遮断することで、より正確な結果が得られるのかどうかはわかりませんが、なんだかガチな感じが・・・w


以上、私が受けてきた健康診断がドイツのすべてというわけでは勿論ありませんが、こんな感じでした。
結論としては、日本の検診は羞恥心に対する配慮がなされているというイメージ。この点に関しては「ここではこうなんだ」と割り切って受けるほかないです。
ですが、ドイツ式の胃カメラは本当にラクで、日本にも導入してほしいほどです。

また、検査着は日本でも検診機関によってあるところとないところがあると思いますが、今回ほどあってほしいと思ったことはないです。
婦人科検診など、検診着があれば着替えの手間的にも気持ち的にも楽なのに・・・と思ったのもありますが、今回、エコー検査で上半身に塗られたローション?が着ていたセーターについてしまい、その服でハノーファーまで帰らなければならなかったので・・・

どちらが優れているということではなく、細かい部分で結構違うものなんだなぁ、というのが、私の感想です。

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