2015年4月2日木曜日

2015/03/06 第92日 英語がわかる人は有利

出発直前にお会いした方とは、
「ドイツ語って、英語と似てるんでしょ?toshikoさんは英語やってたから・・・」
「いや〜やっぱりドイツ語大変です(>_<)」
なんて話をしたような気がします。

が、いざこちらの学校に通ってみて、やっぱり英語がわかるということが、ドイツ語学習には大きくプラスになる、と思いました。

というのも、ドイツに移民目的で来ている人、特にアラブ系の人々の中には、こちらに来るまで英語どころかアルファベットを知らなかったという人もいるそうなのです。
アラビア語は右から左に書くので、文字を左から右に書くこと自体も初体験だとか。
これには驚きました。
アルファベットって全世界共通のものじゃなかったのか(´Д` )

そしてやはり、英語とドイツ語は似た単語が多いです。
発音は若干違うけどスペルは同じとか、スペルは微妙に違うけど聞いた感じで何となく意味はわかるとか、授業中に先生が言ったことなど、知らない単語でも何となく意味がわかることがあります。

そして、今やってる文法のテーマは「助動詞」と「命令文」。
英語とドイツ語では違いはあるものの、英語がわかる人には、これらの概念がすでに頭の中にあるので、すんなり入ってきます。

大学の授業で習ったと思うのですが、日本語と英語は距離が遠い(全然似ていない)言語とされており、英語とドイツ語はそれなりに近い言語とされています。
また、英語話者が他の言語を学ぶ時、距離が近い言語の方が早く習得できることは研究で実証されています。
ちなみに、アラビア語や中国語なども英語からは遠い言語とされています。

もし、ドイツ語あるいはその他の英語に近い言語が必要になった時に、中学生のときに勉強させられた英語の知識がきっと役に立つと思います。
(その意味で「英語がわかる人は有利」と書きました。「英語が話せる」わけではなくても、知識があるだけで十分です。この場合は)

というわけで、やっぱり英語はやっといた方がいい。
いつどこで生かされるかわからない、ということを、今の学生さんたちには伝えたいなぁ。

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