2019年8月19日月曜日

2019/07/05 第1674日 本帰国しました。

またまた久しぶりの更新になってしまいました。

ご報告が大変遅くなりましたが、実は、1か月半前に本帰国しております。
夫のハノーファー勤務が終了し、日本に戻ってきました。

帰国直前のスケジュールはタイトで、本帰国の時期が確定してから帰国するまで3週間半、引っ越し業者の手配が完了してから実際の引っ越しまで10日ほどしかないというドタバタぶり。
しかし、意外と持ち帰る荷物は少なく(家具のほとんどを後任の者に譲ることにしたため&夫婦2人なので荷物が少ない)、なんとか期間内に終えることができました。

ちなみに、引っ越し先は実家の近く。
物件はネットで探し、内見は私の家族に行ってもらってテレビ電話で中継してもらいました。
文明の力は素晴らしい。

7月6日の昼、羽田空港に降り立った時に感じた、体全体にまとわりつくような、湿気をたっぷりと含んだ空気に、日本に戻ってきたことを実感させられました。
5年ぶりの日本の夏は、この蒸し蒸しした気候に慣れることから始まるのでした。
(その時はまだ梅雨で寒い日も多かったのですが)

というわけで、私の1674日、ちょうど4年7か月のドイツ生活は幕を閉じました。
ちなみに「そんなに長いことドイツにいたんだから、toshikoさんはドイツ語ペラペラなんでしょ?」は禁句でお願いいたします。

2019年4月7日日曜日

2019/03/28 第1575日 ドイツで初入院〜お食事編〜

前回の投稿で、ドイツ初の入院生活について書きました。
そこでお約束した通り、今回は私が食べたドイツの病院食を公開したいと思います。

ドイツで入院した経験のある友人何人かに、病院の食事について聞いてみたところ、「美味しくはない」「日本人の感覚からすると受け容れ難い」「ヤバい」などのネガティブな回答しか得られませんでした。
本当にヤバいのか、だとしたら何がどうヤバいのか、検証してみたいと思います。

【朝食】
  • パン(これは1個か2個か選べる。見た目はバターロールっぽいがそれよりも大きくて硬い。私は1個で十分)
  • バターやジャム
  • チーズ
  • ヨーグルト
最終日も同じような感じでしたが、ヨーグルトがつかなかった。
その理由はあとでわかります。


【昼食】
  • 主食:ジャガイモ
  • 主菜
  • 副菜
  • 果物
  • クッキー

昼食だけは温かい食事が出ます。
ただ、上のおかず2品(野菜のフリカデッレと野菜のクリームがけ)の野菜、両方とも同じ味・・・というか冷凍野菜の味がしましたw

【夕食】
  • パン
  • バター
  • ハム
  • チーズ
  • 野菜・果物類
左に見えるのが巨大なピクルスです。
これが唯一の野菜という・・・

最終日の夕食、唯一の果物はいちごヨーグルト!?

はい。ドイツの病院食がヤバいと言われる所以はこれです。
これ、夕食ですよ。
朝食の写真を貼り間違えているんじゃ??と思われるかもしれませんが、夕食の写真で間違い無いです。
ちなみにこれがドイツ名物?の黒パンです。
日本の食パンと比べるとだいぶ硬く、酸っぱいです。
このパンが好きな人もいるようですが、私は日本のふわふわのパンが好きです・・・。

なぜドイツの病院食はこのようなことになるのかと言いますと、きちんと理由がありまして、
そもそも、ドイツの食習慣として、朝夕は火を通さない食事(カルテスエッセン)、昼食のみ温かい食事をとることが伝統的なスタイルなのです。
一般家庭では、特に夕方は食事の準備に時間を割くよりも、食事はさっと済ませてその後の家族団欒の時間に重きをおくということのようです。

日本の家庭では夕食は毎晩温かい食事、それも毎日違うものを食べることが当たり前とされていますが、これには多くの犠牲が伴っているはずで、ほぼ毎日スーパーに買い物に行き、1〜2時間ほぼ独りで台所に立つ”お母さん”、あるいは家庭内でその役割をする人がいなければ成り立たないことです。

そのような犠牲よりも、もっと大切なものがあるだろう?と考えるのがドイツ流。 でも、私は温かい晩ご飯が食べたいから、作りますけどね。


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2019年3月31日日曜日

2019/03/26 第1573日 ドイツで初入院〜お部屋編〜

随分久しぶりの更新になってしまいました。
スマホアプリから投稿することが出来なくなってしまったのが、更新が滞ることになった最大の理由です。
私は元気にしております。

さて、久しぶりの投稿がこんな内容で恐縮なのですが、先日、ドイツに来て初の入院、そして手術を受けました。
大きな手術ではないのですが、3日間の入院生活を送りました。
その時の話をしたいと思います。

まずは、お部屋の写真。
本来は2人部屋なのですが、1人で使わせてもらえました。

 
ちょっと良いホテルくらいの広さがあってビックリです。
全体的に、清潔感のあるお部屋です。
ロッカーも完備。
室内にトイレとシャワーまで。
術後は立ったり歩いたりがしんどくなったので、これは嬉しい。
ドイツの場合、入っている保険(公的orプライベート)により、保険負担となる部屋のランクが変わってきます。
駐在員の場合、赴任先の会社がプライベート保険に入っていることがほとんどで、その場合は2人部屋までということが多いようです(もちろん、保険会社によって規定は異なります)。ありがたや。

ちなみにドイツの医療現場では、公的保険の患者とプライベートの患者であからさまに差がつけられることがよくあります。
(現地の人と結婚してドイツに住んでいる日本人と話す時はちょっと気まずい・・・w)

入院初日の午前中に手術(腹腔鏡手術)を受け、お昼頃麻酔から醒めてからは看護師さんが頻繁に様子を見に来てくれました。
術後出来なかった、立ち上がるとか歩くとかちょっとしたことでも、出来た時にはすごく褒めてくれたことが印象的で、親切な看護師さんが多かったと感じています。
この辺り、日本の病院だとちょっと事務的な対応をされる気がします。

ドイツの医者に行くと、医師はとても流暢な英語を話すことが多いのですが、助手や看護師・食事や掃除に携わるスタッフとなるとドイツ語しか通じないことが多いだろうと思っていたので、言語面の不安もありました。
しかし、そこは大学病院。英語も話せる看護師さんも少なからずいます。
また、多くの看護師さんやスタッフさんは私にドイツ語で話しかける際はゆっくり、わかりやすく話してくれ、私が話す拙いドイツ語も聞いてくれました。
日本語が通じない空間に丸3日。それでもなんとかなるものですねw

次の投稿では、問題の(?)病院食について、お話ししたいと思います。


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